Nobu's blog トレード日記

子育て日記としてスタートしましたが、子供が大きくなってくるとネタも少なくなってきたので路線を変更。FX、為替関連の中心に書いていきます。タイトルもトレード日記に変更。

カテゴリ: 金融・投資

4月の後半からややトレードの調子を崩してます。原因はハッキリとしていて手法ではなくメンタルです。思い通りの利益が上げられずやや焦りが出てそれが損失につながってるのです。

昨年の12月からトレーダーとして開眼し、順調に利益を積み上げ利益はすべて次のトレードに回すようにしてきました。いわゆる複利運用です。12月から起算して利益は200%を超え、資産は雪だるま式に増え当初のざっと3倍です。(これで原資回復なのであんまり喜べませんが)

これまでの利益率を維持していくために資産が3倍になったので建玉も3倍にしたいところですが、実際はそうもいきません。それでも3月まではリスクを徐々に減らしつつ枚数を増やしてこれました。

ところが4月に入って枚数を増やすことにブレーキが掛かってきました。相場的に難しい状況になったこともあって慎重になっていたこともありますが、以前に比べるとリスクを抑えるようになりました。

また、取引回数も大きく減っています。12月に比べると半分です。無駄なエントリーを減らしてきた結果でもあるのですが、年末年始は本業がたまたま閑散期で専業に近い環境でトレードできたのに対し、最近はやや忙しくなってきたこともありチャンスのときに必ずしもトレードできない場面も増えています。

リスクを抑え、トレード回数を減らしたことで利益も減少したのですが、トレードを絞り込むことで損失も減らすことができていたので目指す方向性としては良かったはずなのです。

にもかかわらず調子を崩したのはなぜなのか?それは心のどこかでもっと稼ぎたいという気持ちがあったからです。

12月、1月は平均月利40%と好成績だったので、低めに見積もっても30%はいけるかなと思って目安としてきました。しかしそうそう思い通りにはなりません。好不調もありますが、先にも述べた理由から全体的に利益率が下りつつありました。下がっていることはある程度受け入れていたのですが、もう少し欲しいというような中途半端な気持ちが心の隙を生み、焦りを誘発して損失を出してしまうようになったのです。

本業が忙しく思い通りのタイミングでトレードできない状況で、必ずしもチャンスではない場面で無理にエントリーしてしまう場面が増えたのです。一方でチャンスでトレードできる場面でもリスクを抑え気味なので目標利益に到達しません。その結果、さらに無理なエントリーをしてしまうのです。たたでさえ利益が減ってるところに損失も増えてしまうのですから損益はさらに悪化します。ここで何か手を打たないとあっという間に転落していきそうでした。

そこで改めて目安としていた月利30%とはどんなものかを考えてみました。全部複利で回せば年利1600%を超えます。まぁ、既に30%は無理だなとは思ってたので25%はどうかと試算してみるとそれでも1000%を超えます。世の中にはやってのける人はいるでしょうけど、今の自分にはストレスを感じる目標だと思ったのでいっそ15%くらいまで落してみてはどうかと試算したらそれでも500%を超えます。これでも十分だろって思いました。月利15%ならあまりストレスなく達成できそうな水準です。(普通の資産運用なら年利10%でもすごいです)

尚、目標はあくまで目安なのでノルマとは考えていません。今後またストレスを感じるようになったら見直します。

目標を落としたので、今後は無理なエントリーをすることはなくなるはずです。そうすれば大きな損失はないはず。はず、はず、はずで微妙ですが、怪しげな場面ではエントリーをせず、落ち着いてトレードできる状況を作った上でチャンスを狙い打ちます。どんなに忙しい日でも1日1回くらいは遭遇できると思う。遭遇できなかったらノートレでもよしと思えるよう心構えを持つ必要もありそうです。

そしていざチャンスとなったら思い切って枚数張ります。リスク管理は大事ですが必要以上にリスクを抑えると折角のチャンスで十分な利益を得ることができず無駄なエントリーを誘発してしまうので行く時は思いっきり行くとこにしました。(フルレバという意味ではありません)

それなりの資産を築くのに最低でも4~5年は掛かりそうなので継続してできなければ意味がありません。目先の利益にとらわれず長い目で見て取り組まなければならないと改めて思いました。

トレーダーはなぜ損切りをする羽目に陥るのでしょうか。そしてなぜ初心者は損切りばかりで資金を減らしてしまうのでしょうか?あるいは逆にいつまでも損切りをせずに強制ロスカットになってしまうのでしょうか?今日は損切りの構造を解明したいと思います。

FXの入門書には大抵、損切りが大事であると書かれています。資金管理、リスク管理をすることが成功への道であると。確かにそれはその通りなのですが、ではその損切りを入門書通りにやるとどうなるか?大抵の場合、失敗します。何故か?

よくある損切りの方法として資金の1%とか2%以内にせよという資金管理の観点からの設定方法と、「エントリーの根拠が崩れたら損切りする」や「強いレジサポを割り込んだら損切りする」などのテクニカル分析の観点から設定する方法があると思います。どれも損切りという観点で考えれば正しいと思いますし、私もこれらを組み合わせて損切りしています。

しかし、FXを始めたばかりの頃はうまくいきませんでした。例えば資金の2%という設定ですが、レバレッジ3倍ぐらいでトレードすると約70pipsに相当します。デイトレで70pipsの含み損を抱えるとかなり大きいです。また、ロスカットに引っ掛かった後に反転して上がっていくこともしばしば。そして思うのです。損切りしない方が良かったと。

ではテクニカル分析の観点からの損切りではどうでしょうか?

これもうまくいきませんでした。例えば「強いレジサポを割り込んだら損切りする」で設定した場合、もちろんすくわれる場面もあるのですが、やはりロスカットに引っ掛かった後に反転して上がっていくのです。そして反転していったことだけが強く印象に残っているのです。また、レンジ相場ではヒゲでレジサポを割ることもあるので機能しにくく、「戻ってきた」という印象が強まります。

このような経験をすると本当に損切りするのが正しいのかどうか疑問が湧き、次第に含み損を抱えても「ここで戻るかもしれない」と淡い期待を抱きポジションを持ち続けてしまうのです。しかし、相場は非情です。そんな時に限って戻ってきません。そして資金を大きく減らしてしまうのです。そのような経験がある人は少なくないでしょう。

なぜ損切りがうまくできないのでしょうか?なぜ損切りをすると反転してくのでしょうか?

突き詰めていくと全てエントリーの悪さに帰結します。初心者トレーダーが損切りばかりになってしまうのはこれが原因です。

損切り後に反転して伸びていくということはエントリー方向のトレンドは合っているということです。しかし例えばレジサポ割り込みで設定した損切りポイントで反転していくということは、多くの人は逆にそこでエントリーしているということです。この例で言えば、当初設定した損切りポイントまで引きつけてからエントリーすれば含み損を抱えることなく利益を得ることができます。もちろん更に逆行する可能性はあるので、そのときにこそ損切りが役に立つわけです。あるいは損切りポイントをもう少し深くすることでも解決可能かもしれません。しかしこの場合は、建玉サイズも見直さないと本当に損切りとなった場合の損失が増えてしまいますので注意が必要です。また、レンジ相場なのかトレンド相場なのかでも変わってくるので、その見極めも必要です。

逆に、損切りせずに含み損がどんどん増えていくということは当然ながらエントリー方向のトレンドが間違っているということです。根本的な見直しが必要でしょう。

どちらにしてもエントリーが悪いから含み損が発生し、最終的には損切りをするはめになるのです。損切りが上手くできないと悩んでいる人は、本来、まずそもそも原因であるエントリーを見直すことからスタートすべきなのです。

入門書はこの辺のことをもっとはっきりと書くべきだと思います。「FXで成功するためには損切りは大事だが、それ以上に大事なことは損切りをしなくても済むようなエントリーポイントを探すことである」ということを。

もちろん、いくらエントリーの精度を上げても失敗はあります。また、テクニカル的には正しいエントリーだったとしても要人発言など急なニュースで急反転する場合もあります。そもそも損切りとはそのような場合に備えて設定しておくものなのです。

私の損切りの設定方法は、自信のあるエントリーの場合は値幅(5pips)で設定します。ほとんどの場合はすぐにエントリー方向に動いて建値にS/Lを動かして実質的に損失をゼロにできます。また、やや自信のないエントリーではすぐに損切りとなることが多いです。

これだけならほとんど損失は出ないのですが、たまに不用意なエントリーで含み損を抱えてしまうケースがあります。このような時、私もなんとか救い出したいと思って抱えてしまうことがあるのですが、そんな時はここを抜けたら本当にまずいというテクニカル的なラインで損切りを設定します。理想的にはそのラインで損切りをしても資金の2%以内にしておきたいのですが、オーバーすることもしばしば。こういうケースはできるだけ減らしたいです。

要人発言のような急な変動が起きた場合、大抵の場合はテクニカル的な節目で押し戻されて元の位置に戻ってきます。逆にその節目を抜けていくようなニュースの場合はトレンド発生の起点のなる場合があります。また、特に大きなニュースがないのに急反転していくケースもあります(こちらの方が危険かも)。そんな時でも例え5pipsで損切りになっても方向を見極めて再度エントリーすれば十分に挽回可能です。

私がよく失敗するケースではこのような急反転をしたときに、一度は5pipsもしくは建値で損切りしたにも関わらず、再エントリーで方向性を見誤り、トレンド転換に気付いたときは割と大きめの含み損を抱えてたりします(先に述べた不用意なエントリーの大半はこれ)。このようなケースでは動きが急なため、咄嗟の判断が要求されます。人間の心理的に「戻ってきたら悔しい」とか「損した」という気持ちが働くため、つい元々のポジション方向にエントリーしてしまいがちです。しかし、それが失敗の元です。 5pipsの損切りを慌てて取り戻そうとして更に50pipsの損失を発生させるような事態になりかねません。これは冷静に考えれば極めて不合理な行動ですが、咄嗟の心理ではこのようなことをやってしまうものです。

急な反転での損切り後は慌てず、ゆっくり見極めてから入り直しても遅くありません。特にトレンドが転換するような場面では大きなチャンスになるケースもよくあります。慌てて含み損を抱えていてはそのチャンスに乗れません。私も今後の課題としてこの点は気をつけていかなければならないと思ってまいす。

トレードをする上では体調管理も重要な項目の一つです。特にメンタル面を充実させておくことは非常に大事です。これもまたスポーツから学べるものが多くあります。それがゾーンです。ゾーンとは何か?心理学ではフロー(Flow)と呼ぶらしいですが、集中力が究極的に高まった状態のことだそうでです。スポーツ選手のゾーン体験談などを読むとその心理状況は理解しやすいと思います。

<ゾーン体験は誰にでもできる>

ゾーンとは必ずしもトップクラスのスポーツ選手のみが体験できるものではありません。条件さえ揃えば誰にでも体験できるものです。スポーツや楽器などの経験があれば、その状態を経験したことがある人も多いかもしれません。

簡単に言うと、何かをするときに余計な雑念はすべて消え、周りの雑音も一切聞こえなくなり、そのしようとする行為に集中している状態で、且つ頭で考えることなく体が自然と動く状態。ということでしょうか。このような心理状態では自分の能力が限りなく100%に近い状態で発揮されるので、いつも以上のパフォーマンスができたと思えるのです。

私もゾーン体験は何度かあります。

例えばビリーヤードをしているとき。ブレイクショットの後、残った的球をどのように落していくべきか全てのシナリオが一瞬にして思い浮かぶのです。そして実際に9ボールまでノーミスで落し切る。これは私にとってのゾーン体験ひとつです。ポイントは頭で思い浮かべるだけでなく、実際に体を理想通りに動かすことができたということです。余計な雑念も迷いもなく、ただひたすら玉を突くことに集中できたのです。どのようなスポーツでもそうですが、頭でわかっていても実際にその通りに体を動かすということはなかなか難しいものです。ゾーンに入るとそれがいとも簡単にできてしまうのです。他にもスキーやサーフィン、ギターやピアノでいつも以上のパフォーマンスができたと思えることは何度かありました。

ただし注意しなければならないのは、いくらゾーンに入っても、元々自分が持ってる能力以上のものは発揮できないということです。私がいくらゾーンに入ろうとも、プロにはかないません。あくまで自分にとっての最大限のパフォーマンスしかできないということです。すなわちゾーン状態で力を発揮できるのは日頃から練習を積んでいるようなものに限られますし、元々の能力向上にはゾーンとは関係なく日々研究や練習を続けなければなりません。

では、どうしたらゾーンに入れるのか?私はまだその方法を見つけていません。一方、トップクラスのスポーツ選手達はいつでもゾーンに入れるように日頃からメンタルトレーニングをしてると聞きます。

ゾーンへの入り方については今後の課題として、このような考え方をトレードに応用するとどうなるかを考えてみたいと思います。

<ゾーン状態でトレードをするということ>

トレード、特にデイトレードは究極的には目の前のテクニカルチャートからシグナルを読み取り売買注文を出し、目標に達したら約定する「作業」です。しかし常時動いてる相場においてゆっくり考えていたのでは間に合いません。注文をちょっとためらう間にタイミングを逃してしまうなんてことはよくある話です。シグナルが出てから注文を入れるかどうかを考えているようではもう間に合わないのです。いつでも注文を出せるように待ち構え、自分の待つ形になったらスッと注文ボタンを押すのです。そこに迷いはありません。それが理想のトレードです。

これをスポーツに例えると野球やテニスで飛んできたボールに対し打ち返すということと同じです。ボールが来てからどこへ打ち返すかを考えているようではもう間に合いません。ボールが来たら体が勝手に反応するのです。ゾーンに入れば頭で考えなくても練習でやってきたことが自然とでき、どこにバットを出すべきか、どこへ打ち返すべきか、などを瞬時に判断して体が反応するのです。

トレードも同じです。繰り返しになりますが、自分の待っている形になったら迷ったり考える必要はありません。ただ注文ボタンを押すだけです。もし究極的に集中力が高まった状態、すなわちゾーン状態に入っていればそれができるはずです。

もちろん、これだけでは本当に利益が出るようになるのか疑問かと思います。

その疑問は当然です。このような状態でトレードができるようになるには前提条件があるからです。その前提条件とは自分のトレードスタイルを確立している必要があるということです。先にも説明しましたように、ゾーン状態で力を発揮するには、日々練習を積んできたようなものに限られるのです。

すなわち、前回記事のFX版「石の上にも3年」とか「1万時間の法則」のごとく、まずは集中的な練習期間を経て基礎的な知識やテクニックを身に付けることがまず先で、その身に付けた力を最大限に発揮するために集中力を高める、すなわちゾーン状態に入ってトレードするという順番になるんだろうと思います。

究極的に集中力が高まっている状態というのは、必ずしもチャートに釘付けという訳ではありません。長い時間足を見ながら全体を俯瞰しながらも、短い時間足で直近の動きもきっちりと把握しています。テクニカル分析だけでなく、ファンダ分析(というかキーワードを知っておくぐらいで十分と思ってますが)もしっかりと行いながら自分の形になるまでリラックスして待っているのです。そしていざその時が来たら一気に集中力を高めエントリーのタイミングを見ながらトレードを開始するのです。

このようなスタイルのメリットはリスクが究極的に少ないという点です。基本的にはボールが飛んでくるまではバットは振りません。すなわち動き出す直前まではノーポジです。ピッチャーが振りかぶったらバットを振る準備に入ります。すなわち相場が動き出すシグナルが発生してからエントリーします。早いときは5分か10分で決着します。長くても1時間くらいでしょうか。(もっと長引くときもありますが、長ければ利益が伸びるというものでもないのが難しいところ)

相場の状況をしっかり把握できていれば攻めるばかりではなく、守りにおいても適切な判断もできます。

また、細かい分析が不要なので週末はトレードのことを全部忘れて遊ぶことができるのも大きなメリットです。

<少しでもゾーン状態に近付くために>

先にも言ったように、まずは自分のトレードスタイルをある程度確立していることが前提です。その上でトレードするときに私が心掛けてること。

できるだけ静かな環境でリラックスして臨む
十分な睡眠を取る
トレードの前日(日~木)はお酒を飲まない

などでしょうか。もっと突っ込んだゾーンへの入り方については今後メンタルトレーニングの本などを読んで研究していきたいと思ってます。

まだ自分のトレードスタイルが定まらない人にとってはピンとこない部分も多いと思いますが、目指すべき理想のトレードスタイルの一つではあると思うので、理想の姿を意識することで、今やるべきことも見えてくるのではないかと思います。

とりあえず投資関係の本ではこの本が有名らしいので紹介しておきます。kindle読み放題対象なら読んでみようと思ったんですが、今のところ対象外なのが残念。


ゾーン — 相場心理学入門
マーク・ダグラス
パンローリング
2002-03-13


↑このページのトップヘ