Nobu's blog トレード日記

子育て日記としてスタートしましたが、子供が大きくなってくるとネタも少なくなってきたので路線を変更。FX、為替関連の中心に書いていきます。タイトルもトレード日記に変更。

カテゴリ:教育 > カールヴィッテの教育

カールヴィッテの教育。早期教育に興味のある方なら一度は聞いたことがあると思います。現代において このヴィッテの教育を実践するとどうなるのか?デジタル時代に応用するとどうなるのか?そういう観点からシリーズでレポートしていきたいと思います。

もちろん全部を実践しようというわけではなく、我が家の方針と一致するものや、参考にすべきと思うものについて実践例とともに紹介していきたいと思います。

また、ここでは特別な市販教材は使いません。そういう体験レポートではありません。従来の早期教育は工業化社会に適応するためのいわば20世紀型教育法です。ここで目指すのは21世紀を生き抜く力を付けるための21世紀版カールヴィッテの教育です。ちなみに天才になるかどうかはわかりません。また、そこを目指してもいません。ただ21世紀を生き抜く力をつけてもらいたいと思うのみです。

ちなみに私はつい最近までこの「カールヴィッテの教育」を知りませんでした。 この書評を書いたときに初めて知ったと言ってよいでしょう。それでも私がヴィッテの教育と似たようなことをやっていたことは、間接的にヴィッテの教育法について知っていたのかもしれません。そうでないとすれば、実はヴィッテの教育といっても特別なことはなく人が学ぶことについて普遍的なことが多く含まれているのかもしれません。

いづれにせよ、知識はあってもそれを徹底的に実践することはとても難しいものです。そしてただ真似するだけではだめなのです。基本的な考え方、目指すところ、そういったものをしっかりと抑えながら、その子に合わせたやり方をしなければなりません。

ここでは20世紀型の能力開発型の早期教育とは一味違ったものを目指します。といってもうちの息子はもう6歳。早期教育と呼ぶ時期はもう終わりです。前半はどちらかというとここまでの振り返りが中心になりそうですので前エントリーとも一部内容はダブるかもしれません。前エントリーも紹介しながら書いていきたいと思います。

第1回目の今日のテーマは「子供の教育は、子供の知力の曙光と共に始めなければならない」です。

ヴィッテの父は今風に言えば正に早期教育をしなければならないと言っているのです。しかし、ヴィッテの教育でなされていた早期教育とはいわゆる能力開発的なものではなく、もっと広義なものです。 

では知力の曙光とはいつか?さすがにヴィッテの頃には胎教という考え方はなかったようでありますが、「物心がつくや否や、ことばを教え始めた」とあります。 言葉はそれを聞くことで覚えます。放っておいても自然と耳に入ってくることで覚えるでしょうけど、積極的に語りかけることでその覚えは格段に早くなります。
 
胎教は私の妻はよくやっていました。その記事はこちら。 生まれてからは語りかけ。これも熱心に取り組みました

前にも書きましたが、 子供の反応が乏しいうちはどうしても語りかける量が減りがちです。それでも「きっと伝わってるはず」と信じて語りかけることです。そのうち気がついたら言葉に反応するようになります。そして自分から何かを発しようとします。

子供が何を言いたいのかをしっかり聞き、何を言ってるのかがわかれば喜んであげる。コミュニケーションをとることの喜びをしれば子供はもっと話そうとします。

言葉は全ての基礎。これは時代を問わず変わることはないでしょう。そして言葉を覚えるのに早くて困ることはありません。あせる必要もありませんが、根気よく毎日続けることが大事だと思います。 

ビッテの教育は言葉を教えるところからはじまります。ここではビッテの父がどのように言葉を教えたのかを見ながら、現代においてデジタルを活用するとどうなるかを考えてみたいと思います。

言葉の発達はまず単語レベルでの理解から始まって段々文章になっていきます。また、言葉を理解するということと、言葉を発するということは分けて考えるべきで、必ずしも同時にできるようになるわけではないことを知っておくべきでしょう。それは字を読むことと書くことが別の能力であることと同様です。ビッテの父はこのことを理解しビッテに上手く教えたようです。

よく、言葉は教えなくても話しかけていれば自然と覚えるという人がいます。たしかに言葉はいつか覚えるので間違いではありません。しかし、闇雲に話しかけているだけではなかなか覚えないケースもあり、そこは教えるという意図を持って話しかける必要があります。

例えばビッテの父が行ったように、自分のゆびをビッテに見せながら「ゆび」と話しかけるといったことです。日常の目につく物、散歩中に見かけるもの、なんでもよいので目に入ってくるものひとつひとつについてその言葉を教えるのです。

当然、最初はほとんど反応がないでしょう。 しかしそういうことを繰り返しているうちに次第に覚えていきます。早い子ならば例えば花をみて自分で「はな」と言い出すでしょう。一方でなかなか言葉を発しない子もいるでしょう。しかし焦る必要はありません。まずは言葉を理解しているかどうかが重要です。もし親の言葉を理解しているようであれば心配いりません。いつか話すようになります。

また、ビッテの父はビッテが言葉を少し理解するようになるとお話を聞かせてあげたそうです。よく言われる絵本の読み聞かせはここからきていると思います。

色々なお話を何度も聞くことによって話の内容と共に語彙を豊富にしていくのです。ビッテは6才の頃には3万語を覚えていたというから驚異的です。3万語がどれくらいかというと中学生レベルだそうです。うちの子も丁度6才なので語彙数推定テストでチェックしてみたら1万語でした。それでも小学3年か4年生レベルなんですがビッテには足元にも及びません。ちなみ語彙数についてはこちらのブログが参考になります。

次に、ではデジタルをどう活用するかということを考えてみたいと思います。言葉は繰り返し聞くことで覚えていきます。デジタルはこういうことが得意です。Youtubeにアップされてる子供向けの歌やアニメ、最近は学習アプリも充実しています。人間だと自分の子供相手とはいえ同じ絵本を繰り返し読むことはさすがにしんどいですが、コンピューターは何度でも再生してくれます。また、iPad出現以降、幼児自身がコンピューターを操作することが可能になり、子供自身の意思で見るものを選択できるようになりました。

私はYoutubeなどの動画で繰り返しアニメをみるということは「お話を聞く」、「絵本を読み聞かせる」といったことと同様の効果があると考えます。もちろん、時には親自身が実際にお話をしたり絵本を読み聞かせをすることは必要でしょう。また、動画やアプリを通じた学習を効果的にするには時には親が一緒に見たり、ゴッコ遊びなどで同じ場面を再現するなどのアウトプットの場を作ることが大事です。従来的なコミュニケーションは当然必要なのですが、デジタルを上手く活用することで言葉の習得を早めることが可能だと考えます。(同様の過去記事はこちら

会話力が上がってくれば必然的に精神年齢も上がってきます。6才の息子は小学生3年生くらい、3才の娘は5才くらいと思って話をしていると丁度いい感じです。語彙力とだいたい同じです。

言葉を覚えることが全ての第一歩。ビッテの父が言葉を教えることに熱心だったことに納得です。 

「強いて教えるな」とはビッテの父の教育の大方針だったそうです。何を教えるよりまず、子供が興味が起きるようにし向けていたそうです。すなわち子供の好奇心を刺激するといことです。まず興味を持ち、自分から知りたい、学びたいという欲求が出てきてから文字などを教えたというのです。

こういうことを200年前に気が付き実践していたということが驚きですし、更には100年前の日本にもこのことが紹介されているにもかかわらず、未だに学校教育の現場では「どうしたら学習に興味を持ってもらえるだろうか?」ということに悪戦苦闘しているわけです。

最近になってタブレット端末による学習なんかが注目され導入による「学習意欲の向上」の効果が期待されていますが、それだけに頼るのではなく、色々な場面で好奇心を刺激するような仕掛けが必要だと思います。

我が家の場合はこんな感じで取り組んでいます。

3歳までの子育ては好奇心を刺激させるのがよい
 
親からし向けるというより、とにかくあれこれ見せて体験させて、子供が興味を示したものから学習的なことへ繋げていく感じでした。若干のアプローチの違いはあれど、我が家も「強いて教えるな」でやっています。

親から興味が起きるようにし向けた例もあります。
 
子供と将棋を始めてみる。 

子供からやりたいって言うまで辛抱強く待った結果、今のところ飽きずに続いています。

逆にうまくいかなかった例も紹介すると、3才の誕生日にピアノを買ってみました。しかし、ポロン、ポロンと弾くもののこちらが思っていたほど興味を示してくれませんでした。最近になって保育園で習ってくる歌だとかを家で弾いてみたいと言うので教えていますが、興味を示す前に用意しても必ずしも親の期待通りには進んではくれません。やりたいと言い出してからでも遅くはなかったかなと思っています。

また、未だに悪戦苦闘している例もあります。

3才の娘が文字に興味を示さない件

それでも最近は少しずつ進んでいるようです。

学習アプリのスゴさを再認識。3才でカタカナ学習。

今の時代、興味さえ持ってくれればあとは子供が勝手に学んでいける環境が整いつつあります。デジタル時代においてビッテの父の「強いて教えるな」という大方針はますます 大事になっていくと思います。

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