5月は試練の月となっています。4月後半からトレードが不安定になりだし、先週末もその対策を色々考えながらブログに書いたのですが、その効果なく大きな損失を出してしまいました。先週考えた対策は簡単にまとめると以下の2つです。

① 目標を下げる
② チャンスをじっくり待って一気に勝負する

①は悪くありませんでした。無理な目標にストレスを感じているようであればその目標を下げるべきですし、何pipsとか何円とかそういうことを考えること自体も場合によってはトレードに悪い影響が出ます。私が目標を設定しているのはノルマを課すためではなく、例え1日うまくいかなかったとしても、次の日から淡々とやれば「十分な利益を得ることができる」と思えるようにするためで、これは私のメンタルにうまく働いてくれています。

ところが②はあまりうまくいかず、むしろデメリットが出てしまいました。

トレード回数を減らしチャンスを狙い打つ作戦は成功すれば大きいですが、失敗すると思った以上にダメージが大きかったのです。このダメージというのはトレードの失敗による損失のことではありません。メンタルに与えるダメージが大きかったのです。失敗した時の流れはこうです。

トレード回数を減らしたことで1回のエントリーで成功させたいという気持ちが強くなる
その結果、相場の動きを見極めるよりも自分の願望の方が先に立ってしまい、利確のポイントを逃し建値で撤退となる
数少ないチャンスを取り逃したことで焦る
焦りが焦りを呼び不用意にポジションを取ってしまう
負けパターンにはまる

要は大きいのを狙いすぎて失敗し、その後、チャンスを待つということをすっかり忘れて負けパターンにはまってしまったのです。

今回失敗した原因の一つとしてレンジ相場だったことが挙げられます。レンジ相場にもかかわらずブレイクを期待して失敗したのです。本来、相場がトレンドなのか、レンジなのかによって戦略は変えるべきなのですが、一つにこだわりすぎた結果失敗してしまったのです。

元々じっくり待つということが苦手な私にとって②のようなスタイルは不向きなのかもしれません。4月以降のトレードを振り返ると少し狙いすぎだったとも思います。トレード回数を比較しても以前の半分以下です。この数字を見て私はむだポジを減らすことができたと思っていたのですが、それは間違いだったかもしれません。

というのも、大きいのを狙い過ぎた反省から再び小さいチャンスも細かく取っていくことで新たな気付きがあったのです。細かく取ることでコツコツと利益が積み上がることはもちろんのこと、実際にポジションを持ってチャートを見るの時と、ノーポジの時とではその見え方が全く異なるということでした。反発するポイントや、伸びるポイントなど値動きをリアルで感じることで相場に働く力が見えてきて、その延長に大きなチャンスの到来も感じることができるのです。

以前からこういった感覚は朧気ながら持っていたのですが、今回改めてハッキリと認識することができました。エントリー回数を減らすことで無駄ポジを減らすことができたと思っていましたが、無駄ポジは決して無駄ではなかったのです。

また、細かく取っていくことの効用として他にも以下のようなものもあります。

・小さな成功で自信を付けることができる
・トレードにリズムが生まれてくる
・損切りも小さくすむので躊躇なくできる
・1回のチャンスを逃してもガッカリしなくてすむ
・利確後に更に伸びても気にならない
・ブレイクするかしないかでイライラしなくてすむ(一気に行かないならサッサと利確しちゃいます)
 等でしょうか

間違ってはいけませんが、これは決してポジポジ病ではありません。あくまで3~10pipsくらいの小さなチャンスを狙ったトレードです。ちょっと伸びれば20pipsくらいまではいくかもしれないという状況でのエントリーです。小さいなりにチャンスを見極める目は必要で、たんにエントリー回数を増やせばよいというものではありません。

今回、改めて自分のトレードスタイルを整理してみると自分は本質的にはスキャルパーなんだなと思いました。そのスキャルの延長で利が伸びたときにデイとかスイングっぽいポジションを作るスタイルなんだろうなと思いました。

今月はこれまでちょっと足踏みしましたが、モヤモヤしていたものも晴れ、自分がどんなトレーダーなのかもハッキリとしてきたので、これからは反転攻勢(と言っても日々淡々と)に出たいと思います。