Nobu's blog トレード日記

子育て日記としてスタートしましたが、子供が大きくなってくるとネタも少なくなってきたので路線を変更。FX、為替関連の中心に書いていきます。タイトルもトレード日記に変更。

2014年03月

もう半年くらい前でしょうか、最初は天気予報や台風などの災害情報をチェックするために見始めたTVニュースです。それをわざわざ録画して後追いでもチェックするのです。今やニュースは欠かさずチェックするようになりました。それは私の息子(現在6歳)です。

その結果、突然「アベノミクス」とか呟いたりします。何の脈絡なく言い出すのでさすがに私も「何言ってんだコイツ?」とか思ってビックリしてしまうのです。もっとも意味もわからず言葉だけを覚えただけで、この時はそれ以上の質問もありませんでした。

それからしばらくしてつい先日のことです。またしても脈絡なく「安倍総理大臣」とか言い出しました。 しかし今回は少し違いました。「安部総理大臣はどこで仕事してるの?」とか「安倍総理大臣は今どこにいるの?」とか聞いてきます。そこで私はこう答えました。「うーん、いつもは国会議事堂とか首相官邸にいるんだけど、世界中あちこち行くこともあるんだよ。」と。すると息子はすかさず「えー?そうなの?知らなかった!」と言うのですが知らなかったのは外遊のことで、国会のことは知っていたようです。

毎日TVニュースを見てるとはいえ、なぜそこに食いついたかを考えるとひとつの仮説が思い浮かびます。それは政治ニュースでは国会とか、国会議事堂、永田町、霞ヶ関といった言葉が出てきます。そして電車好きの息子は地下鉄の駅名でそれらのキーワードを覚えています。恐らくそこに食いついたのだと思います。

思い返せば先日の都知事選でもなぜか息子は宇都宮けんじがイチオシでした。たぶん地名の宇都宮と同じだから反応したんだと思います。 

例えば、東日本大震災においても東北の惨状は三陸鉄道や山田線の状況を通してキッチリ理解しています。また、先日の関東甲信越の大雪も鉄道の運行状況や高速道路の規制情報を見て理解しています。 

まだ小学校に入る前の子供が特に親が教えるわけでもなく自らの興味でそうしたことに関心を向けるということは、自分が同じくらいの年齢の頃と比べても 少し驚きです。これも電車への興味から広がった世界です。

というわけで 先取り教育には電車が最強に引き続き「時事問題にも電車が最強!」と言いたいと思います。

入試シーズンも終えこれからは卒業、入学といったイベントが続きます。そうした中、ここのところ教育関連の話題が多かったように思います。

まずは大学入試へ親が付き添う件

 東北大2次試験、バス満員受験生乗れず 同行の親増加で(朝日新聞)
 
このニュースに対して自立していないなどの批判が出る一方、親の付き添いは昔からあったという声もありました。子供が自立していないのか、親が子離れできていないのかわかりませんが、私個人の考えではそれくらいの年齢なら一人で行くべきだろうと思います。自分が子供なら親について来て欲しくないですし。一方、付き添いは以前からあるという声に対して思うのは、言ってみれば日本の教育(親の意識も含め)は大学入試偏重という状況が全く変っていないということです。

知識を詰め込むだけの教育ではダメだということが言われて久しいですが、そうして導入したゆとり教育も失敗の烙印を押され脱ゆとりへと向かいました。そして最近では入試制度改革が叫ばれています。元参議院議員の鈴木寛氏が現状の入試の問題点を指摘しています。

早稲田の入試が悪いわけじゃない!社会全体の関与で教育改革に好循環を

この中では、今の大学入試が必ずしも知識一辺倒ではなく思考力を問う良問も多くある。ただ、一方で一部私大では知識偏重もあり、それは受験料が大事な収益源という私大の抱える構造的な問題もあると指摘しています。

同様のことは高校にもあてはまります。本来、教育の目指すべきところは大学入試ではありません。しかしながら、生徒を集めるためには大学への進学率、大学ごとの合格実績、こういったところが保護者の選択基準になります。そうすると、学校側は入試だけではダメだと思いながらも入試を意識したカリキュラムを組むようになってしまうのです。
 
学習塾はもっと露骨です。入試結果が出揃った2月の終わり頃からは「○○高校○人合格」といった張り紙が貼りだされているのを多く見かけます。

結局のところ日本の教育は大学受験を中心に回っているので、一人だけそこを外れて独自の道を行くのはとても勇気がいります。一方で、そうして大学入試で身に付けた知識の大半も多くの人は社会に出てから使わずにいるのです。

ブロガーちきりんさんの提言はこうした問題意識からのものだと思います。

下から7割の人のための理科&算数教育

ちきりんさんの狙い通り?この件に関して賛否両論いろいろ出てきたようですが、私の率直な感想は学校に期待し過ぎかななと思いました。時間は有限で、あれもこれもできないから役に立たない教養よりも実学を教えよということのなのですが、実学というのもこれは非常に範囲が広いもので、どれを教えるべきかというの意見をまとめるだけで大仕事。おそらくまとまらないでしょう。また、実学の場合、教える中身も刻一刻と変わっていくものだと思います。となると、そういうものは教わるのではなく、自分で情報を集めて整理するしかありません。しかしそのためにはある程度の基礎能力が必要です。

そうした基礎能力を養うのが義務教育であり、現状で足りない部分もあるとは思いますが、義務教育の範囲における数学はそうした基礎能力を養うよい題材だと思います。

そして逆説的ですが、ちきりんさんの言う7割の人は学校で実学的なことをいくらあれこれ教えようとしても、その必要性を感じなければ覚えようとしないのではないかと思います。そもそも座学がキライなんだと思うのです。そういう人はいつまでも学校に通うのではなく、いち早く社会に出て実戦を積みながら学ぶ方がいいのではないかと思います。そういう観点から高校の普通科を減らして専門高校を増やすというのはいいかもしれません。

いずれにせよ、みんながみんな揃って大学を目指すという状況は変えていくべきでしょうし、親の観点からも子供を大学入学を目標に育てるのではなく、その先を見据えながら育てていくべきだと思います。そうなると偏差値がどうのとか近視眼的な評価がなくなり、自分の子は何が好きなのか、何が得意なのか、何だったら一生懸命できるのかとか、そういう見方になっていきます。そういうものの中から将来仕事に結びつくような能力を発見し伸ばしてあげることができれば就職で困ることもないでしょう。

また、最近では受験だけでなく、就活も親が協力する時代のようです。エントリーシートの書き方や面接の練習などで親がアドバイスしたり練習台になる例もあるようです。その記事のよれば 大抵の場合、親の過干渉ということですが、その状況は現状の大学受験の延長にあるものだと思います。

みんなと同じようにやっていると何となく安心ですが、実はそこが落とし穴です。繰り返しますが自分だけ違うやり方をするのはとても勇気がいります。しかしその一歩を踏み出さなければ状況は変わりません。

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