Nobu's blog トレード日記

子育て日記としてスタートしましたが、子供が大きくなってくるとネタも少なくなってきたので路線を変更。FX、為替関連の中心に書いていきます。タイトルもトレード日記に変更。

2012年07月

お隣の国、中国でも悩んでいるようです。

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=62494 

昨今、日本でも「考える力」だとか、「課題解決能力」というようなことが言われていますが、私が思うに、そのような能力を身に付けるためにはある程度の学力、知識が必要だと考えます。基礎がなければ「考え」も「解決策」も思い浮かぶことはありません。そういう観点から、初等・中等教育においてはある程度の詰め込み教育は有意義だと思っています。基礎学力は反復練習によって身に付くというのは自明の理。スポーツの世界も職人の技能も、芸能も、基礎を身に付けるためにはつまらない修練を積むしかないのです。詰め込みは決して悪いことではありません。

 ではゆとりは失敗だったのか?まだその結果は出ていないと思います。少なくとも、目指した方向は間違っていなかったと思います。ただ、ゆとりをとるべきところを間違えたのだと思います。

考えてみれば、日本と中国が似たようなことで悩むのは必然かもしれません。そもそも日本の教育システムの根源を辿れば、中国の科挙に通じるわけで、両国の教育の目指すところが優秀な官僚を育成することに主眼を置いていることは明白です。優秀な官僚とは何か?それは決められたレールをただひたすら走ることができるということです。そういう人たちには行き詰った時代を変える力はありません。

では自由の国アメリカはどうでしょうか?ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなど新しい時代を切り開くフロンティアが溢れています。そして彼らは決してエリートコースを進んできた主流派ではありませんでした。しかし、世界の有り様を変えるくらいのイノベーションを起こしました。フロンティア精神が息づく国アメリカなのです。

そしてこの違いこそが重要なのです。ゆとりで目指すべきはエリートコースから外れた優秀な人材を社会が拾い上げることだったのです。残念ながら今の日本の教育も社会もそこまでいっていません。

時代を変えることができるのはこのような反主流派なのです。日本においても歴史を振り返ってみれば、 時代を変えたのは 源頼朝、織田信長、大久保利通など、当時の反主流派です。

しかし、おそらく、この先も日本の公教育は自ら変わることはないでしょう。民間レベルでこのような人材を育成し、社会へ送り出すしかないのです。

今、大阪で橋下市長が頑張っています。私より少し年上ですが同年代のいわゆる団塊ジュニア世代。私は危なっかしさを感じながらも橋下氏を応援しています。ですが、私の見立てでは彼は変革の礎にこそ成れど、成し遂げることはできないでしょう。それを成し遂げるのは次の世代かその次の世代と思います。

だからこそ若い人材の育成が大事なのです。ゆとりか詰め込みかの議論は不毛なのかもしれません。いや、人材育成などという言葉は大人の傲慢かもしれません。

真に優れた人材は自分で育つのではないでしょうか?ならば目指すべきはそのような人材の発掘なのでしょう。
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久々の更新です。先週は一週間フィリピンに行ってきました。現地でもブログを書こうと思っていたのですが、持参したポケットWi-Fiがバージョンが古くて使えず、ホテルのWi-Fiもとても遅く、更に、思った以上に忙しく、結局PCをあまり触ることがありませんでした。

 そんなわけで更新が滞ってしまったのですが、約2年半ぶりのフィリピンはまた一段と発展していました。といってもマニラだけしか見ていませんが。。

まず空港を降りて感じたことは、新車が増えているということ。前回2010年に行ったときにも感じていたのですが、今回はさらに車種、メーカーもバラエティーに富み、さらにタクシーまでも新車揃いという驚きの連続でした。そして、乗ることはなかったのですが、長距離バスも新車が増えていました。

マニラ市内の大型開発の盛んです。日本のゼネコンも入ってるんでしょうか?よくは知りませんが、高層ビル建設があちこちで進み、建設ラッシュでもあります。

まぁ、貧富の差が激しい国なので、それでいいのか?という疑問も多少あり、超高級住宅地の向かいがスラム街なんていう光景はそういう感情をさらに増幅させます。それでも失業率が下がっているという統計を見ると、格差イコール悪という図式は成り立たないのかなとも思います。

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これを見ると2005年頃から急激に改善し、2007年のリーマンショックでもそれほど影響を受けていません。私が肌で感じた成長の具合とも合っています。この辺の理由は色々あるのでしょうけど、最大の要因は世界各国に散らばったOFW(Oversea Filipino Worker)、いわゆる出稼ぎの人たちが支えています。そしてそれを可能にしているのがフィリピン人の英語力です。国境の垣根が低くなった現在、もっともグローバル化に適応している国がフィリピンだと思います。彼らの英語力をもってすれば、英語圏であればどこでも仕事が可能です。そして個人レベルでは専門分野のレベルも非常に高いです。油断をしていると日本も足元をすくわれるかもしれません。

彼らの英語力は例えばシャリース・ペンペンコアーネル・ピネダなどのエンターテイメントの世界でも証明されています。もちろんずば抜けた歌唱力があってこそではあるのですが、英語力がなければアメリカで認められることはなかったでしょう。

最近の発展は、長年の英語教育と、人材こそ国の資源と位置付けた人材育成が花ひらいた成果だと思います。もちろん、フィリピン国内にはまだまだ様々な問題が残っています。しかし、私は彼らの進めてきた英語教育は確実に成果を出していると思います。日本もここについては見習うべきでしょう。
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仕事の関係で中学校へお邪魔する機会がありました。そこで見た壁新聞(というのかな?)がとても興味深いものでした。

その壁新聞は「東京」をキーワードとしてに各グループで テーマを選び、その事について調べたことなどがまとめるというものでした。あるグループは「スカイツリータワー」についてだったり、あるグループは「東京の寺社」についてだったり。その歴史などについて調べよくまとめられていました。最初にパッと見た印象は「とてもきれいにまとまっているなぁ」というもので、すこし驚きもありました。写真やパンフレットを効果的にならべ、こちらの目を惹くように工夫されていました。 こういう活動は自分たちが中学生だった頃からありましたが、壁新聞としての見た目の完成度は確実に上がっています。まぁやはりデジカメ、プリンタの普及が大きいでしょうか。

一方で中身をみるとどうでしょうか?やはりまだ中学生だなと思いました。調べたことを書き写すということに終始しています。「もう一歩踏み込めるといいのにな~」と思いながらも、自分の中学時代を振り返ると「こんなもんだったな~ 」というのが感想でした。まとめる技術は上がっているけど中身は変わっていないということです。

そこで社会科(歴史)の学習指導要領を見てみました。

「身近な地域の歴史や具体的な事象の学習を通して歴史に対する興味や関心を高め、様々な資料を活用して歴史的事象を多面的・多角的に考察し公正に判断するとともに適切に表現する能力と態度を育てる。」

一応、目標としては考察まで入っているようです。しかし中学生にここまで求めて達成できるものなのでしょうか?少し疑問です。まず、そもそも中学生がそこまで熱心に歴史を学ぶんだろうか?そうは思えません。

子供の立場から見れば、「なぜ歴史を学ぶのか?」という根本的な疑問に誰も答えてくれていません。学習指導要領では歴史を学ぶ目標を以下のように言っています。

「 歴史的事象に対する関心を高め,我が国の歴史の大きな流れを,世界の歴史を背景に,各時代の特色を踏まえて理解させ,それを通して我が国の伝統と文化の特色を広い視野に立って考えさせるとともに,我が国の歴史に対する愛情を深め,国民としての自覚を育てる。」

なんとも上から目線と言いますか、、押しつけ的な、しかもそれを身に付けてどうなる?という部分が欠落しています。多くの子供も親も受験に必要か否かという近視眼的な見方しかしていない現状では仕方のないこととも思えます。

そんな中、最近はキャリア教育というものも注目されているようで、文科省も取組みを始めているようです。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/index.htm 

この中の藤田博士の報告はかなりの部分で共感できました。この中では歴史にしても数学・理科にしろ、日本の子供たちが受験のために勉強をしているというのが現状だということをデータを示しながら紹介しています。このような学び方の延長に「働き甲斐を感じない」などの問題が続いているのだと思います。

私が目指したいのはそういうキャリア教育の部分なんだろうと思います。文科省でも公教育の中でキャリア教育を取り入れていくつもりのようですが、公教育で一律的に課していくことには限界があります。おそらくなかなか成果があがらないのではないでしょうか。

歴史の話から少し逸脱しましたが、今後はキャリア教育という観点も付け加えていきたいと思います。
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